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ビートルズ『レット・イット・ビー』レビュー



70年発表の13作目。

『アビイ・ロード』より前に録音された所謂”ゲット・バック・セッション”での
楽曲をフィル・スペクターがまとめなおした作品。

従って、ビートルズの4人にとって納得の作品とはいえず
リリースの順序が『アビイ・ロード』より後というだけで
彼らのキャリアは前作で有終の美を飾ったとみるべきだろう。

しかしながら、楽曲は非常に粒ぞろいだ。

ポールらしいポップセンスと明るい雰囲気に満ち溢れた名曲
①「トゥ・オブ・アス」

ジョンによる味のあるブルースソング
②「ディグ・ア・ポニー」

ジョンの残した史上最高の名曲のひとつ。
どこか妖艶で切ないメロディと不思議なグルーヴは彼にしか出せない。
③「アクロス・ザ・ユニバース」

ジョージのギターが最高にカッコイイ
④「アイ・ミー・マイン」

ジョンがふざけてディランの名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」を
歌うのが面白いジャムセッション
⑤「ディグ・イット」

ポールが残した史上最高の名曲のひとつ。
ポールのソングライティングセンスの高さを改めて証明した大名曲。
時が過ぎても永遠に語り継がれるであろう素晴らしい歌だ。
ビートルズのラストシングルとしても有名。
⑥「レット・イット・ビー」

リバプールの民謡のカヴァー
⑦「マギー・メイ」

ジョンとポールの本当の意味で共作曲。
歌詞とメロディはジョン作でサビメロがポール作。
実にパワフルでかっこいいロックンロールナンバーに仕上がっている。
⑧「アイヴ・ガッタ・フィーリング」

こちらもクールなロックグルーヴとギターが最高にかっこいいナンバー
⑨「ワン・アフター・909」

ポールの残した史上最高の名曲のひとつ。
彼らしい切なく美しいメロディが素晴らしい。
オーケストラアレンジも曲を盛り上げる効果を発揮した。
不世出の名曲だ。
⑩「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」

ジョージ作のフォーキーなブルースナンバー。
彼ならでは最高渋いギタープレイがGOOD!
⑪「フォー・ユー・ブルー」

ポールによるロックグルーヴ満点のナンバー。
駆け回るようなビート感がたまらない。
⑫「ゲット・バック」

こうして見てみると楽曲の多くがブルースやフォークなど
ロック色の強い初期を思わせるナンバーが中心であることがわかる。

ある種”原点回帰”的な作品なのかもしれない。

★★★★★
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ビートルズ『アビイ・ロード』レビュー



69年発表のビートルズの12作目。

事実上のビートルズ最終作にして後期の最高傑作。
恐るべき作品としての完成度と文句のつけようのない楽曲のクオリティは圧巻。

迷走する彼らのキャリアを見事に締め括った格好だ。

珠玉の楽曲群を紹介したい。

後にエアロスミスがカヴァーしたことでも有名な
ジョンらしい独特のメロディを持つナンバー。
リンゴのトリッキーなドラムビートも秀逸。
①「カム・トゥゲザー」

ジョージの残した史上最高の名曲のひとつ。
個人的には彼の楽曲の中で1番好きな曲だ。
あまりにも美しいメロディが本当に素晴らしい。
②「サムシング」

リズムカルなサウンドとポールらしい
ポップなはじけるメロディがとても印象に残る。
③「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」

ポールのメロディセンスがここでも爆発。
情感たっぷりの歌いぶりが最高
④「オー!ダーリン」

リンゴ作のキャッチーなナンバー。
彼の楽曲の中ではこの曲が1番好き。
⑤「オクトパス・ガーデン」

ジョンが後の妻オノ・ヨーコへの愛を歌った曲。
メロディとギターがユニゾンする部分やファンキーなベース等
演奏のセンスも光る1曲だ。
⑥「アイ・ウォント・ユー」

ジョージが残した史上最高の名曲のひとつ。
春の暖かい日差しを表現した世にも美しいメロディが素晴らしい。
⑦「ヒア・カムズ・ザ・サン」

ジョンによる深遠なメロディとどこか厳粛な雰囲気を持つ1曲。
⑧「ビコーズ」

メドレーパートのスタート。
アップル・コア社の財政難を歌った美しいメロディを持つポール作のナンバー
⑨「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」

曲名どおり神々しい不思議な雰囲気のジョン作のナンバー
曲中にスペイン語が飛び出したりするのが面白い。
⑩「サン・キング」

ジョンによるポップでグルーヴ感のあるナンバー
⑪「ミーン・ミスター・マスタード」

「ミーン・ミスター・マスタード」の続編。
「ミーン」でホームレスの兄、この曲では彼の妹について歌われている。
⑫「ポリシーン・パン」

ポールが空き巣に入られた実話に基づいた曲
⑬「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドー」

ポールの残した史上最高の名曲のひとつ。
壮大なアレンジと崇高なメロディを持つ素晴らしい曲
⑭「ゴールデン・スランバー」

「ゴールデン・スランバー」と一体となっている曲
ここから一気に曲がドラマチックに展開していく。
⑮「キャリー・ザット・ウェイト」

「ゴールデン・スランバー」「キャリー・ザット・ウェイト」からの
流れを引き継ぎドラマは遂に最終局面へ。
ビートルズのキャリアを締め括った感動の1曲だ。
⑯「ジ・エンド」

前半のジョージの大名曲を中心にジョンやリンゴが引っ張る曲展開から
後半のポール主体の傑作メドレー雪崩れ込んでいく様は本当に感動的。

彼らの輝かしい歴史に終止符を打った素晴らしいラストアルバムだ。

★★★★★

ビートルズ『イエロー・サブマリン』レビュー



69年発表の11作目。

同名アニメのサントラを兼ねた本作だが、ビートルズのキャリアの中でも
唯一といっていい平凡な出来映えのアルバムだ。

そもそもビートルズの楽曲は6曲しか収められていないため
オリジナルアルバムとして他の作品と同じ土俵で語るべき作品ではない。

7曲目以降のジョージ・マーティンによるインスト曲も別に悪い出来ではないが
わざわざ、ビートルズ名義の作品でやる必要があったのだろうかと疑問に思う。

また、ビートルズによる収録曲にしても①「イエロー・サブマリン」と
⑥「愛こそはすべて」は既に別のアルバムに入っているし
その他の4曲も過去に録音していたものを本作にあてがったに過ぎない。

はっきり言って”手抜き”以外の何ものでもない作品だ。

★★☆☆☆

ビートルズ『ビートルズ(ホワイトアルバム)』レビュー



68年発表のビートルズの10作目。

フォーク、ジャズ、ブルース、レゲエなど様々な音楽的要素がカオスのように
混沌とした世界観を醸し出す彼らのキャリアの中でも異彩を放つ2枚組超大作。

楽曲も前作を遥かに凌ぐバラエティの豊かさだ。

アルバムの冒頭を飾るポール作の激烈ロックナンバー。
キレのあるギタープレイが文句なしにカッコイイ!
①「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」(ディスク1)

レゲエ調の陽気なナンバー
④「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」(ディスク1)

ジョージの残した史上最高の名曲のひとつ。渋いギタープレイが素晴らしい。
⑦「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(ディスク1)

意味深な歌詞が印象的なジョン作のナンバー
⑧「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」(ディスク1)

ポールらしい美しいメロディのナンバー、「マーサ」は彼の愛犬らしい。
⑨「マーサ・マイ・ディア」(ディスク1)

こちらもポールらしい癒されるような綺麗なメロディが印象的。名曲だ。
⑪「ブラックバード」(ディスク1)

はじめてリンゴが作り歌った曲、彼らしい暢気な雰囲気が味があっていい。
⑭「ドント・パス・ミー・バイ」(ディスク1)

ポールが後の妻リンダへの愛を歌った曲のひとつ。くすぐったくなるような
愛らしい空気感がたまらない。
⑯「アイ・ウィル」(ディスク1)

こちらはジョンが後の妻オノ・ヨーコへの愛を歌った曲。ポールのそれと違い
どこか陰鬱な雰囲気になるところが彼らしい。
⑰「ジュリア」(ディスク1)

クールなギターリフやリンゴのドラムソロなど演奏陣の活躍が際立つ
①「バースデイ」(ディスク2)

ポールの残した史上最高の名曲のひとつ。アコースティックな演奏が
よりメロディの美しさを際立たせている。
③「マザー・ネイチャーズ・サン」(ディスク2)

ジョンによる強烈なロックンロールナンバー
④「エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド
エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー」(ディスク2)

ポールによる強烈なロックンロールナンバー、この曲は
「史上初のヘヴィメタル」とも呼ばれ、エアロスミス、U2など多くの
一流ミュージシャン達がカヴァーしていることでも有名。
個人的にもビートルズ史上最もカッコイイ曲だと思う。
⑥「ヘルター・スケルター」(ディスク2)

スローなロックグルーヴが独特な雰囲気を醸し出す
(個人的にはアップテンポヴァージョンの方が好きだが)
⑧「レヴォリューション1」(ディスク2)

アルバムのラストを飾るに相応しい壮大な1曲。
リンゴのヴォーカルが実に荘厳で素晴らしい。
オーケストラアレンジも功を奏した。
⑬「グッド・ナイト」(ディスク2)

圧倒的な楽曲の量と次々に表情を変える展開が凄い。
本当に”濃い”作品に仕上がっている。

本作を後期ビートルズの名作とするか迷作とするかは意見が分かれるところだろう。
もちろん、私は前者だが。

★★★★★

ビートルズ『マジカル・ミステリー・ツアー』レビュー



『サージェント・ペパーズ』と同じく67年発表のビートルズの9作目。

前作のコンセプトを引き継ぎつつも、よりサイケ色を深化させ
屈指のエンターテイメント作品に仕上げているところが流石。

楽曲も実にバラエティに富んでいる。

ポールらしい華々しい表題曲
①「マジカル・ミステリー・ツアー」

ポールの残した史上最高の名曲のひとつ。リコーダーソロも秀逸。
②「フール・オン・ザ・ヒル」

異色のインストナンバー
③「フライング」

ジョンによるサイケデリックなグルーヴが漂う1曲
⑥「アイ・アム・ザ・ウォルラス」

キャッチーなメロディと歌詞が心地良い
⑦「ハロー・グッドバイ」

ジョンの残した史上最高の名曲のひとつ。サイケなグルーヴと美しい
メロディが同居した素晴らしい1曲
⑧「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」

ポールらしいポップセンスに溢れた名曲
⑨「ペニー・レイン」

ジョンの残した史上最高の名曲のひとつ。彼らしい愛に満ちた
素晴らしい1曲。大掛かりな演奏も功を奏した。
⑪「愛こそはすべて」

正に名曲が目白押しで、個人的には『ラバー・ソウル』に次いで
思い入れの強い作品だ。

中期ビートルズの集大成ともいえる名作。

★★★★★
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