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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『ライブ・アット・グランド・オリンピック・オーディトリアム』レビュー



解散後に発表されたライヴアルバム。

凄まじい緊張感のあるレイジサウンドが全編にわたって展開されている。

熱いライヴのテンションがダイレクトに伝わってくる
アルバムの出来も当然ながら大変素晴らしいのだが
個人的には初回限定盤に付いているDVDをお薦めしたい。

CD未収録のMCパフォーマンスや楽曲が含まれているし
何よりレイジの社会的存在意義や圧倒的なサウンドの迫力を
余すところなく体感できるツールとして最適な編集がなされているからだ。

レイジ初心者もデビュー当時からのファンも満足できる内容になっている。

オリジナルアルバムでは伝わらない熱気や音圧がリアルに感じられ
ただじっと座って聴いていることを許さないような重圧感には恐怖すら覚える。

また、スタジオ盤とは異なる曲構成、ギターソロやドラムプレイが
随所に見られ、その点も非常に聴き応えがある。

ロックファン必聴のライヴ作品だ。

★★★★★
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『レネゲイズ』レビュー



このアルバムの発売とほぼ同じタイミングで世界中に発信された衝撃的ニュース・・・

「ザック、レイジを脱退!」
ひとつの時代の終焉・・・。
当時、このニュースにかなりショックを受けたことを覚えている。

本作は彼らのルーツが詰まった最強の破壊力を持つカヴァーアルバムだ。
カヴァーと言ってもほとんどの曲が原型をとどめていない。
その意味でオリジナルアルバムといっても差し支えないレベルの作品だと言える。

ザックの吐き出すラップが強烈なエリックB&ラキムの代表曲のカヴァー
①「マイクロフォン・フィーンド」

重く奥行きのあるグルーヴにザックのパフォーマンスが絡むヴォリューム10のカヴァー
②「ピストル・グリップ・パンプ」

彼らのライヴでもよく演奏される、パンク界の伝説バンドMC5の名曲のカヴァー
③「キック・アウト・ザ・ジャム」

”民族コーラス”が強烈なアフリカ・バンバータのファンキーなカヴァー
④「レネゲイズ・オブ・ファンク」

ラップではなく感情を込めた歌を歌うザックが聴けるディーヴォの陰鬱なカヴァー
⑤「ビューテイフル・ワールド」

トムのギターフレーズが印象的なEPMDのカヴァー
⑥「アイム・ハウジン」

アンダーグラウンドパンク界のカリスマバンド、マイナー・スレットの名曲のカヴァー
⑦「イン・マイ・アイズ」

ザックのラッパーとしての実力が如何なく発揮された
サイプレス・ヒルの名曲のカヴァー
⑧「ハウ・アイ・クドゥ・ジャスト・キル・ア・マン」

バンドの迫力あるグルーヴが凄い
ブルース・スプリングスティーンの名曲のヘヴィーロックカヴァー
⑨「ゴースト・オブ・トム・ジョード」

パンク界の領袖、イギー・ポップ率いるストゥージーズのレイジ流カヴァー
⑩「ダウン・オン・ザ・ストリート」

サイレンを表現したトムのギターにブラッドとティムのファンキーなリズム隊が絡む
ストーンズの名曲の爆裂カヴァー
⑪「ストリート・ファイティング・マン」

フックが効いたトムのギターリフが最高にクールなボブ・ディランの名曲のカヴァー
⑫「マギーズ・ファーム」

トムの”ドレミファソラシド”と弾くギターソロが強烈な③のライヴヴァージョン
⑬「キック・アウト・ザ・ジャム」

サイプレス・ヒルと直接コラボした⑧のライヴヴァージョン
⑭「ハウ・アイ・クドゥ・ジャスト・キル・ア・マン」

純粋なヒップホップグループのカヴァー曲が半数を占めているせいか
レイジの全作品中でザックのラップが最も生き生きとしている点が注目。

しかし、「レイジの新曲だ」と言わんばかりにそれぞれの楽曲を
自分達のものにしてしまっている。
本当に凄いバンドだ。

★★★★★


レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『バトル・オブ・ロサンゼルス』レビュー



まだまだレイジの闘争は終わらないということを知らしめた傑作3rd。

すでに極みの境地に達した感のある彼らだが
本作における、より硬質な洗練された音像を聴いて
彼らの進化がまだ続いているということがよく分かった。

驚くべきは、全ての音が必然で鳴らされているということだ。

多くのヘヴィミクスチャーバンドに見られる
「ヘヴィロックサウンドにラップを乗せれば、カッコ良く聴こえるんじゃね?」
という安易な感覚ではなく、ザックは現代の社会や政治
終わることのない戦争への糾弾を行うための「必然の手法」として
ヒップホップスタイルのパフォーマンスを用いて我々に訴えかけているのだ。

その点で彼らは凡百のラウド系バンドとは一線を画す。

そして、本作。
正に圧巻の出来映えだ。

傑作の幕開けに相応しいレイジ節爆発のパワフルなナンバー
①「テスティファイ」

トムのリフメーカーとしての力が如何なく発揮された名曲
②「ゲリラ・ラジオ」

ズッシリ思いバンドの演奏にザックのラップが強烈に絡む
③「カーム・ライク・ア・ボム」

トムの伝家の宝刀”スクラッチ風ギター”を駆使したギターソロがカッコイイ
④「マイク・チェック」

歌詞の中でヒロシマの原爆にも触れているヘヴィなキラーチューン
⑤「スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイアー」

超重量級のバンドグルーブが凄い
⑥「ボーン・オブ・ア・ブロークン・マン」

機械の作動音のようなギターフレーズと
曲後半に突如として飛び出すブラッドのオープンロールが強烈な
⑦「ボーン・アズ・ゴースツ」

サイレンの音を表現したトリッキーなプレイ、フックの効いたギターリフ
ユニークなソロ・・・とにかくトムのギターが縦横無尽に暴れ狂う
⑧「マリア」

やはり、トムのユニークで変則的なギターが印象的な
⑨「ヴォイス・オブ・ザ・ヴォイスレス」

ザックの緩急の効いた変幻自在のラップが前面に出た
⑩「ニュー・ミレニアム・ホームズ」

グルーヴ感のあるファンキーなバンドアンサンブルが気持ちいい
⑪「アッシュズ・イン・ザ・フォール」

まるで迫り来る重機のようなトムのギターが凄い
⑫「ウォー・ウィズイン・ア・ブレス」

ハリウッド版ゴジラのサントラに収録されたポップなナンバー(日本盤ボーナストラック)
⑬「ノー・シェルター」

当時のバンド内の勢いを感じさせる完璧な1枚だ。

★★★★★

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『イーヴィル・エンパイア』レビュー



レイジの作品の中で最もポップな印象の作品。
レイジ初心者は前作よりも本作からの方がすんなり入れるのではないだろうか。

特筆すべきはトム・モレロのギタープレイで、あの一世を風靡した
「引っ掻きギターリフ」と「スクラッチ風ギター」は本作に収録されている。

トムの「引っ掻きギターリフ」からスタートする彼らの代表曲
①「ピープル・オブ・ザ・サン」

トムの代名詞的テクニック「スクラッチ風ギター」が登場するド迫力のナンバー
②「ブルズ・オン・パレード」

ブラッドのビートを一時停止するかのようなリズムパターンに非凡なセンスを感じる
③「ベトナウ」

トムの冒頭のトリックギターから静から動への曲展開までレイジ節満点の
④「リボルヴァー」

ブラッドの目まぐるしく変化するリズムパターンがクールな
⑤「スネイクチャーマー」

ハードでパンキッシュなサウンドにザックの感情豊かで性急なラップが強烈に絡む
⑥「タイアー・ミー」

トムのユニークなギターにミッドテンポの曲調がズシンと響く
⑦「ダウン・ロデオ」

トムのトリッキーなギターソロが秀逸な
⑧「ウィズアウト・ア・フェイス」

後半にかけて一気に盛り上げるレイジらしい曲展開に
トムの聞き手の耳を切り裂くような高音ギターサウンドがインパクト大な
⑨「ウィンド・ビロウ」

トムの印象的なギターリフにバンドの重いリズム隊が強力に絡み合う
⑩「ロール・ライト」

トムの表情豊かなギターが全開の
⑪「イヤー・オブ・ザ・ブーメラン」

一聴すると不協和音のようなギターから王道ヘヴィリフ
はたまた情感溢れる繊細なギター・・・
実に様々な表情を見せる彼のギタープレイが本当に凄い。
トム・モレロの天才的な閃きによるギターが満載の作品だ。

不世出の天才ギタリストである彼の才能は本作
『イーヴィル・エンパイア』で100%開花したと言えるだろう。

ところで、アメリカ帝国を表したというこのアルバムタイトル。

反体制を信条とする彼ららしいネーミングだ。
ライブでは必ず、逆さまにした星条旗を掲げる彼らの一貫した姿勢が見て取れる。

★★★★★

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン』レビュー



もし、過去に聴いた作品の中から1枚だけベストなものを選べと言われたら
迷わず、この作品を選ぶ。

彼ら以上のロックバンドに俺は未だに出会えていない。

力強いラップに加え、圧倒的なフロントマンとしての存在感と
カリスマ性を持ったザック・デ・ラ・ロッチャ

稀代のリフメーカーでワウペダルを中心としたエフェクターワークに定評がある
クリエイティビティーに満ちたスーパーギタリスト、トム・モレロ

その迫力ある体躯と風貌そのまんまのブ厚く図太いベースで
バンドの土台を支えるティムC

ドラムセットをぶっ壊すかのような圧倒的パワーと
強力なグルーヴを兼ね備えたドラマー、ブラッド・ウィルク

この4人からなる「社会への怒り」を体現したバンドである
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが結成されたのは1990年のことだ。

彼らはその圧倒的なパフォーマンスにより瞬く間に
ヘヴィミクスチャースタイルを極め、その強烈なサウンドで世界を席巻した。

ただ、「ヘヴィミクスチャー」だとか「ラップコア」だとか
そんなすでに使い古された言葉ではもはや語り尽くせるバンドではない。

彼らは妥協なきサウンドと信念により、"音楽"とは何であるかを俺に教えてくれた。

奴等はギターとベースとドラム
そして声を武器にアメリカ合衆国に宣戦布告したのだ。

これ以上ない過激なストロークでブッ叩かれるドラム
重戦車のように迫り来るベース
空間を切り裂くギター
そして、弾丸のように吐き出されるラップ

その鳴らされる音にスキは一切ない。

本作はそんな彼らのデビュー作にして最高傑作。

10曲の収録曲はどれも贅肉がそぎ落とされ
無駄の一切ない楽曲ばかりだ。

トムのギターとティムのベースのユニゾンリフが強烈な
①「ボムトラック」

ワーミーなトムのトリッキーギタープレイが鮮烈な名曲
②「キリング・イン・ザ・ネーム」

ティムのスラップベースがファンキーな
③「テイク・ザ・パワー・バック」

暗く重い曲調に突如入り込むトムのギターソロが印象的な
④「セトル・フォー・ナッシング」

後半から一気にボルテージを上げる
⑤「バレット・イン・ザ・ヘッド」

ラストにザックが「これが、アメリカンドリームなのか!?」と強烈に訴えかける
⑥「ノウ・ユア・エネミー」

トムの変則的なギターリフとワウを駆使したフレーズがグルーヴィーな
⑦「ウェイク・アップ」

トムのユニークなギターリフにバンドのパワフルなサウンドが絡む
⑧「フィストフル・オブ・スティール」

ブラッドのカウベルを多用したリズムパターンがクールな
⑨「タウンシップ・リベリオン」

ライヴでラストを飾ることが多い、彼らの代名詞的代表曲。
後半に見られるザックのブチ切れた咆哮が強烈な
⑩「フリーダム」

90’sロックの最重要作なのは言うまでもなく
それどころか、ロック史上最高の作品と言っても
過言ではない最強のアルバム。

★★★★★
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17歳の頃からドラムを始めて以来、どっぷり音楽にハマりました!
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