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リンキンパーク『メテオラ』レビュー



1stと2nd。どちらの方がいいかというのは、当然、人それぞれだと思うが
私にとっては前作『ハイブリット・セオリー』が余りにも完璧過ぎたために
どうしても本作がかすんで見えてしまう。

もちろん、その徹底したクオリティ主義に揺るぎはなく
高水準の作品を望むリスナーの期待に十分応える作品を出したことは認める。
メロディも相変わらず素晴らしい・・・が・・・・
これはもう、絶対的傑作を持つバンドであるが故の宿命としか言いようがない。
それとも、贅沢過ぎるのかもしれないが・・・

内容は前作の路線を引き継ぎ、クオリティの高い
ヘヴィミクスチャーがたっぷり詰まっている。

情感溢れるヴォーカルとシャウトを織り交ぜたリンキン節炸裂の
②「Don't Stay」

クールなラップが印象的なアルバムからのファーストシングル
③「Somewhere I Belong」

フックの利いたヘヴィリフがグイグイ引っ張る
④「Lying From You」

タイトなビート感が最高にカッコイイ
⑦「Lying From You」

ロブ・ボードンのバスドラパターンにセンスを感じる
⑬「Numb」

本作以降、顕著になる「前衛化」はまだ見られず
非常に分かり易い作風。

今後は是非、原点回帰を望みたいものだ。

★★★★★
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リンキンパーク『ハイブリッド・セオリー』レビュー



彼らのデビュー作にして、ヘヴィミクチャーの完成形。

ミクスチャー、ヘヴィロックといった現代の
メインストリームロックの進むべき方向性を示した意味でも重要な作品だ。

登場して間もなく名前が売れ始め、今に至っては
このジャンルにおける名実共に最重要バンドと呼べる存在へと成長した。
(最近の作風には賛成できないが・・・)

ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」発表後に
グランジ、オルタナティヴ系のバンドがこぞって
メジャーレーベルからデビューを果たしたように
本作発表後、「その手の音」を売りにするバンドが
腐るほどメジャーシーンに登場した。

これだけ多くのフォロワーを生んだのも
彼らの圧倒的影響力と存在感を物語っている。

さて、本作「ハイブリッド・セオリー」だが
当然ながら超ハイクオリティの作品に仕上がっている。
アルバムの中の全曲シングルカットしても成功するであろう
高水準の楽曲の連続は正に圧巻。                        

フックのきいたリフ、情感溢れる歌と
それに絶妙のタイミングで絡むラップ
奥行きのある安定したリズム隊・・・
アルバムの中で聴くことができる全ての要素が完璧。

★★★★★
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